2008.08.16 Saturday 11:19
準備に忙しいです。

さきちょは、いつも窓辺の日だまりでゴロゴロしているのか!というと、実はそうでもありません。たまに、張り切ることもあります。今日はなんてったって、北九州に小説家の阿刀田高さんが来るのですから。この時の私はいつもに増して用意周到。講演会への申し込みはがきをラブレター付きで書き上げ、見事、当選結果が来たらば、次は主催者に根回し…じゃなくて、女の子らしく可愛く問い合わせ。
大抵どの会場も車イス席は後ろの方なので、見えないわけです。こんな時には、私の長年のノウハウを活かして、という程ではないですが、まず車イスより座高の低いストレッチャーだということを説明し、お客さんの頭で見えないことを伝えます。ここでのポイントは、「だから前で見たい」と言いたいところをぐっと我慢して、控えめに「少しだけ近くで」とお願いするのがコツです。例えば、改札口(古いかなあ)で、「ちょっと!」と文句を言っているおばさんと、困った顔で立っているお姉さん、あなたはどちらに声をかけるだろうか。もの好きは例外かもしれないが、何とかしてあげたい…と思うのは、確実に後者である。この心理を、ちょっと拝借しまして、エヘヘ、私はこの謙虚さ作戦を思いついたのです!(こんなことをわざわざ書くから、可愛くない奴!と思われるのだ。でも私は削り節よ!!)そうすると、主催者は「少しだけ近くと言うなら、僕も少しはお手伝いできるかも」と思うかどうかまでは知らないが、「前向きに検討してみます」という回答が返ってくるのである。この時、作家への熱い思いも添えると、効果倍増かと思う。
素直ちゃんによく「さき、どうしてそこまでできるん?」と聞かれるのだが、答えは単純で、愛しているからできるのである。どうでもよければ、そこまでしない。いつか、大学の講義の一環で、売れない芸術家のトークショーに行かなければならないという事態があった。さほど関心のない私は、進んで後ろの席につき、居眠りをしていた。
そうして準備万端で迎えた、講演会当日。会場に着くと、なんと私は最前列に案内されたのだった!阿刀田さんと目が合ったら、ウィンクでアピールよ!!と意気込んでいたのに、どうやら相手は目が遠いらしい。母はしきりに「あんた、あのおじいさんを見たかったとね!?」と小声で聞いてくる。そう言われるとなんだか心もとないが、ファンになって3年越しの夢が叶った!というのは、素直に嬉しいものです。壇上の副市長さんが眠っていたのには、驚いた。
これは、私の大好きなエッセイ。へそ曲がりの王道である。


comments
いやあ、読み返すと、ひどく腹黒い奴ね。こりゃあ、彼氏できん。
この作戦はね、
トークショーや、小さな会場では有効だけれど
コンサートでは、何をやってもダメねー。(><;)
計画、やろうよやろうよ。
素直ちゃんの介助つぶやき講座も聴いてみたいわ☆!